個人事業主の確定申告は、税理士への丸投げがおすすめです。記帳から書類の作成まですべて込みで、月額1万円からの依頼が可能です。
「確定申告のことを考えると憂鬱になる」とお悩みの個人事業主もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、具体的にどんな業務を税理士に丸投げできるのか、かかる費用や丸投げのメリット・デメリットについてまとめました。
税理士の目線から、確定申告が面倒だと感じる個人事業主に向けて分かりやすく解説をします。
記事を最後までチェックすれば、面倒な確定申告の悩みから解放されますよ。
目次
税理士に丸投げできる個人事業主の確定申告の具体的な業務内容
個人事業主が税理士に丸投げできる、確定申告の具体的な業務内容は以下の3つです。
- 会計帳簿への記帳
- 確定申告時に必要な書類の作成
- 税務相談
要するに「確定申告に関することはすべて任せられる」と考えていただいて問題ありません。
それぞれ詳しく見てみましょう。
会計帳簿への記帳
個人事業主の確定申告に関する業務のなかで、最も手間がかかるのが記帳です。記帳では、日々の取引を細かく正確に記載しなければなりません。
正しく記帳をするには、簿記の知識が必要です。なかには確定申告のためだけに簿記の資格を取得する方もいます。
自力で確定申告をしている個人事業主のなかには、毎月時間をとってコツコツ記帳をする方もいます。
また確定申告の期限間近になって、焦って記帳をする方もいるでしょう。
税理士には、この記帳の業務を丸投げできます。丸投げをすれば、個人事業主は領収書や通帳のコピーなどを税理士に送るだけで済みます。
時間と労力の節約になり、本業に集中できるようになるでしょう。記帳については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:記帳代行とは?税理士丸投げ時の費用相場や依頼先の選び方を解説
確定申告時に必要な書類の作成
確定申告では、日々の帳簿記帳に基づいて、確定申告書などの書類を作成します。
こういった書類の作成も、税理士に丸投げ可能です。
税理士への丸投げの他に、記帳代行というサービスがあります。しかし記帳代行ですと、こういった書類の作成まではサービス内容に含まれていません。
なぜなら記帳代行会社の多くは税理士以外のスタッフで構成されているからです。「税務書類の作成」は税理士の独占業務です。
せっかく記帳を外注しても、書類まで作成してもらえなければ、確定申告の面倒な業務からは解放されません。
記帳と書類作成の両方を税理士に丸投げすることで、面倒な確定申告の業務から解放されます。
税務相談
個人事業主にとって、税金関連の不安は尽きません。
詳しい知識がなく「本当にこれで合っているのかな?」「ここ間違ってて後で問題になったらどうしよう」のような悩みを抱えたまま生活をしている方も多いでしょう。
税理士には、記帳や書類の作成といった具体的に確定申告に関わる業務のみならず、こういった疑問について相談をすることもできます。
税理士は文字通り税金のプロです。税務に関する法改正や税制の変更にも精通しています。
よって、日常的に税務に関する情報を追っているわけではない個人事業主が見落としがちな情報もカバーしています。
どのくらい相談をするかは人それぞれです。なかにはただ記帳や書類の作成を依頼するだけで、ほとんど税務相談をしない方もいるでしょう。
しかし「いざというときは相談できる」という安心感を持っておくことも大切です。
個人事業主が確定申告を税理士に丸投げするのにかかる費用
弊所「永安栄棟税理士事務所」でも、個人事業主向けの「確定申告丸投げパック」を提供しています。
弊所が提供するサービスにかかる費用は以下のとおりです。
売上規模 | 月額報酬 |
---|---|
〜1000万円 | 1万円 |
〜2000万円 | 2万円 |
税理士に確定申告を丸投げする際にかかる費用は、依頼先によって異なります。相場は1〜3万円ほどです。
弊所は業務効率化やオンライン化によって、月額1万円〜の低価格を実現しています。
個人事業主が確定申告を税理士に丸投げするメリット
個人事業主が確定申告を税理士に丸投げするメリットは以下の2つです。
- リソースを確定申告に割かれずに済む
- 正しく節税をして納税額を抑えられる
1つずつ詳しく解説します。
リソースを確定申告に割かれずに済む
自力で確定申告を行うと、何十時間もかかります。
詳しい知識がなく、書籍を読んだりインターネットでやり方を調べたりしながら確定申告を行う場合は、さらに時間がかかるでしょう。
「調べてみてもよく分からず、先延ばしにし続けて期限ギリギリになった」なんて経験をお持ちの方も多いはずです。
税理士に確定申告を丸投げすれば、こういった心配事からは解放されます。面倒な確定申告は丸投げして、本来の業務にコミットできます。
必要なのは、領収書や通帳のコピーを郵送する作業と、簡単な打ち合わせだけです。確定申告に無駄なリソースを一切割かずに済みます。
正しく節税をして納税額を抑えられる
自力で確定申告を行っている方はたくさんいます。しかし100%正しく、自力で確定申告ができている方はほとんどいないと言って良いでしょう。
意図的ではないにしろ、経費にできない項目まで経費にしてしまう方もいます。反対に、経費にできる項目を経費にせず、多めに税金を支払ってしまう方もいます。
もう少し初歩的な話をすると、白色申告と青色申告の違いが分からず、何年も白色申告をしている方もいるはずです。
また在宅ワークなのに家事按分を知らずに損をするというのは、よくある話です。
税理士は文字通り税金のプロなので、このような間違いはありません。ルールの範囲内で正しく節税ができます。
「あれって合ってたのかな?」と後から不安になることもありません。
個人事業主が確定申告を税理士に丸投げするデメリット
個人事業主が確定申告を税理士に丸投げするデメリットは以下の2つです。
- 費用がかかる
- 確定申告に関する知識がいつまで経っても身に付かない
それぞれ詳しく解説します。
費用がかかる
自力で確定申告を行えば、費用はほとんどかかりません。かかるのは確定申告ソフトの月額使用料(数千円)くらいです。
一方税理士に確定申告を丸投げすれば、月1〜3万円ほどの費用がかかります。
自力で確定申告をする場合と税理士に丸投げする場合の年間にかかる費用の差は10〜20万円ほどです。
よって売上の少ない(年間300万円以下)個人事業主には、税理士への丸投げはおすすめしません。面倒でも、自力で何とか確定申告を行った方が良いでしょう。
一方である程度売上の立っている(年間300万円以上)個人事業主には、税理士への丸投げがおすすめです。たしかに一定の費用はかかりますが、正しく節税できる点と確定申告に労力を割かずに済む点から、十分もとを取れます。
確定申告に関する知識がいつまで経っても身に付かない
個人事業主である以上、確定申告は毎年行わなければなりません。
確定申告を自力で行う場合、最初は右も左も分からず戸惑うでしょう。しかし年数が経つにつれて、少しずつ慣れていきます。
面倒であることに変わりはありませんが、3年もすれば、ある程度確定申告の流れはわかってくるはずです。
一方税理士に確定申告を丸投げすると、当然確定申告に関する知識は身に付きません。
よっていざ自力で確定申告をする際に、困ってしまいます。
しかし売上のある個人事業主は、生涯自力では確定申告をしない方もいます。税理士に確定申告を丸投げするか否かは、自身の売上と相談して決めると良いでしょう。
例えば売上が200万や300万の段階では、税理士への丸投げはおすすめしません。
一方で300万円を上回るようでしたら、税理士への丸投げを検討しても良いでしょう。
個人事業主の確定申告は永安栄棟税理士事務所の「確定申告の丸投げパック」におまかせください!
永安栄棟税理士事務所では、個人事業主のための「確定申告丸投げパック」を提供しています。
サービス内容は以下のとおりです。
- 日々の会計帳簿の記帳
- 決算書の作成
- インボイスへの対応
- 消費税申告書の作成
- 確定申告書の作成
文字通り確定申告を「丸投げ」していただけます。
料金は以下のとおりです。
売上規模 | 月額報酬 |
---|---|
〜1000万円 | 1万円 |
〜2000万円 | 2万円 |
実はこういった丸投げプランを提供する税理士事務所は多くありません。なぜなら税理士事務所にとって、あまり利益にならないからです。
そんななか永安栄棟税理士事務所は、以下3つの工夫によって、この低価格での丸投げパックの提供を可能としています。
- お客様とのやり取りを完全オンライン化
- 単純作業のシステム化
- AIの活用
弊所は兵庫県にある税理士事務所ですが、日本全国どこからでもご依頼いただけます。ぜひ以下より、丸投げパックについてチェックしてみてください。
まとめ
具体的にどんな業務を税理士に丸投げできるのか、かかる費用や丸投げのメリット・デメリットについて解説しました。
税理士には、確定申告に関するすべての業務を丸投げできます。税理士に確定申告を丸投げすれば、正しく節税ができますし、労力も割かずに済みます。
早速税理士事務所を探して、面倒な確定申告の業務から解放されましょう。
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