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一人親方に税理士はいらない?個人で依頼する際の費用とおすすめ会計ソフト3選

2024.10.28 10:42
一人親方に税理士はいらない?個人で依頼する際の費用とおすすめ会計ソフト3選

一人親方の確定申告は、自力でも行えます。しかし税理士に依頼をした方が確実で、楽に済みます。

しかし税理士の依頼には費用がかかるので、確定申告を税理士に依頼するか、それとも自力で行うかはとても悩ましいですよね。

そこで今回は、税理士に依頼すべきか悩む一人親方に向けて、3つの判断基準や費用、個人で確定申告をする際のおすすめ会計ソフト3選についてまとめました。

税理士に依頼したい一人親方、自力で確定申告をしたい一人親方、両者にとって有益な内容となっています。

記事を最後までチェックすれば、確定申告を税理士に依頼すべきか否かが明確になりますよ。

一人親方に税理士はいらない?3つの判断基準

一人親方が税理士に依頼すべきか否かを判断する基準は、以下の3つです。

  • 確定申告に関する知識があるか
  • 確定申告に割ける時間があるか
  • 年間売上が300万円を超えているか

それぞれ詳しく見てみましょう。

確定申告に関する知識があるか

確定申告には、簿記や税金に関する知識が必要です。

厳密には、これらの知識がなくても確定申告は行えます。しかし、知識がない状態での確定申告には膨大な時間が必要です。

また1つずつインターネットや書籍で調べながら確定申告を行うのは、とてつもないストレスになります。

さらに、知識がない状態で自力で行った確定申告が正しい保証はありません。

もし間違っていると、適切な控除が受けられなかったり、節税ができなかったりします。また最悪の場合、税務調査の対象になってしまいます。

税務調査の結果次第では、追徴課税を支払わなければなりません。

よって確定申告の知識がない一人親方は、無理に自力でなんとかしようとするのではなく、税理士への依頼をおすすめします。

関連記事:税理士への税務調査立ち会い依頼時の費用相場は30〜50万円!メリットや流れを解説

確定申告に割ける時間があるか

一人親方が自力で確定申告を行うためには、以下2つの時間が必要です。

  • 毎月記帳をする時間
  • 確定申告をする時間

確定申告は、毎月の記帳をもとに行います。確定申告の時期だけ時間を割けば良いというわけではありません。

これらの作業にかかる時間は人それぞれです。

確定申告の知識がある場合だと、年間数十時間程度かかるでしょう。一方、確定申告の知識がない場合は、年間100時間以上かかるケースも珍しくありません。

確定申告のために年間数十〜百時間を捻出できないのであれば、税理士への依頼をおすすめします。

時間を捻出できる場合であっても、税理士に依頼した方が賢明です。その時間を本来の業務に充てれば、更なる利益が期待できます。

年間売上が300万円を超えているか

確定申告に限らず、自ら行う必要のない業務はできる限り外部委託すべきです。そうすることで、他のより有意義な業務に時間を費やせます。

しかし外部委託は、自身の負担になりすぎない範囲で行いましょう。

詳しくは後述しますが、一人親方が税理士に依頼をする際にかかる費用は、月1〜3万円ほどです。

10万円ほどの確定申告報酬も含めると、年間で25〜50万円ほどの費用がかかります。

売上によっては、税理士に支払う費用が大きな負担になるでしょう。

年間売上が300万円以上であれば、税理士に支払う報酬を売上の10分の1以下に抑えられます。

明確な基準があるわけではありませんが、年間売上が300万円を超えているかどうかを、税理士に依頼する判断の目安にすると良いでしょう。

一人親方が税理士を雇うのにかかる費用はいくら?

一人親方の税理士への依頼方法は、主に以下の2つです。

  • 丸投げ
  • 記帳代行だけを依頼

依頼内容によって、かかる費用は異なります。詳しく見てみましょう。

一人親方が税理士に確定申告を丸投げする際にかかる費用

以下は、弊所「永安栄棟税理士事務所」が提供する「確定申告丸投げパック」の料金です。

売上規模月額料金
〜1000万円1万円(8万円)
〜2000万円2万円(10万円)
※()内は年に一度の確定申告報酬

税理士への「丸投げ」で依頼できる業務は以下のとおりです。

  • 日々の会計帳簿記帳
  • 決算書の作成
  • インボイスへの対応
  • 消費税申告書の作成
  • 確定申告書の作成
  • 税務署への電子申告

表を見て分かるように、売上規模によって月額料金は異なります。

弊所はオンライン化やAIの活用によって低価格でのサービス提供を実現しています。よって一般的な費用相場は上記の表よりも高く、売上1000万円以下で1〜3万円ほどです。

関連記事:確定申告を税理士に丸投げしたい個人事業主必見!費用や損に繋がるデメリットを紹介

一人親方が税理士に記帳代行だけを依頼する際にかかる費用

税理士へは「日々の会計帳簿記帳」だけを依頼することも可能です。その際の費用相場は、先ほど紹介した丸投げよりも安くなり、月1〜2万円ほどです。

しかし税理士に記帳代行のみを依頼する場合、確定申告のための書類の作成や申告は自身で行わなければなりません。

税理士に依頼をするメリットが半減してしまうので、丸投げの方がおすすめです。

また「記帳代行だけ」のサービスを提供している税理士事務所はそれほど多くありません。

よって記帳代行だけのサービスを提供する税理士事務所を探すよりは、丸投げを安く依頼できる税理士事務所を探す方が良いでしょう。

関連記事:記帳代行とは?税理士丸投げ時の費用相場や依頼先の選び方を解説

税務調査の立ち会い依頼には別途費用が必要

税理士への丸投げには、税務調査に関する費用は含まれていません。なぜなら税務調査は毎年行われるものではないからです。

もし税務調査の対象になり、立ち会いや準備を依頼する際は、別途費用が必要です。費用相場は30〜50万円となっています。

税務調査の対象にならないように、毎年正しく確定申告を行いましょう。

関連記事:税理士への税務調査立ち会い依頼時の費用相場は30〜50万円!メリットや流れを解説

一人親方が税理士をに依頼するデメリット

一人親方が税理士に依頼する際の懸念点・デメリットはやはり費用です。前述のとおり、税理士に依頼すると年間25〜50万円程度の費用がかかります。

一方、自力で確定申告をすれば、かかる費用は会計ソフトの月額使用料くらいに抑えられます。

とはいえ、税理士に依頼をすれば、確定申告に対する不安から解放されることは間違いありません。さらに時間を確保でき、節税も期待できます。よって、十分もとを取れる選択肢です。

場合によっては、節税効果だけで税理士費用のもとを取れることもあります。

また税理士へ依頼するデメリットとして、書類の受け渡しや打ち合わせが面倒という点もよく挙げられます。

もし手間を最小限に抑えたいのであれば、書類の受け渡しは郵送、打ち合わせはオンラインで行っている税理士事務所を選ぶと良いでしょう。

個人で確定申告をする一人親方におすすめの会計ソフト3選

個人で確定申告をする一人親方には、以下3つの会計ソフトをおすすめします。

  • やよいの青色申告オンライン
  • マネーフォワードクラウド確定申告
  • freee会計

1つずつ詳しく解説します。

やよいの青色申告オンライン

やよいの青色申告オンライン
料金セルフプラン:年額11,330円

ベーシックプラン:年額18,975円
操作に関する質問が可能

トータルプラン:年額33,000円
操作質問と業務相談が可能
強み大手の青色申告ソフトのなかでは最安
公式サイトhttps://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/

やよいの青色申告オンラインは、業界最大手の弥生株式会社が提供する会計ソフトです。

今回紹介する他2つの会計ソフトと比較すると機能は少ないですが、その分料金が安くなっています。使い勝手もシンプルです。

請求書作成ソフト「Misoca」で作成した請求書データを、やよいの確定申告オンラインに自動取り込みできる点もメリットです。

マネーフォワードクラウド確定申告

マネーフォワードクラウド確定申告
料金パーソナルミニ:年額11,330円
副業向け

パーソナル:年額16,898円
自営業・個人事業主向け

パーソナルプラス:年額39,336円
電話サポートを受けたい方向け
強み家計簿アプリのマネーフォワードMEと連携できる
公式サイトhttps://biz.moneyforward.com/tax_return/

マネーフォワードクラウド確定申告は、株式会社マネーフォワードが提供する会計ソフトです。

家計簿アプリのマネーフォワードMEと連携すれば、クレジットカードや銀行口座の明細データを自動で取得して仕分けできます。よって、記帳にかかる手間を大幅に減らせます。

普段からマネーフォワードMEを使っている方には特におすすめです。

freee会計

freee会計
料金スターター:年額12,936円

スタンダード:年額26,136円
消費税申告にも対応可能

プレミアム:年額43,780円
電話サポートあり
強み良い意味で会計ソフトらしさがなく、とにかく使いやすい
公式サイトhttps://www.freee.co.jp/

freee会計は、フリー株式会社が提供する会計ソフトです。

従来の会計ソフトにありがちな使いづらさや分かりにくさが排除されており、初心者でも直感的に操作できます。

例えば、レシートの写真をスマートフォンで撮影するだけで金額や日付を自動で読み取れるなど、便利な機能が多く備わっています。

一人親方が会計ソフトを使うデメリット

会計ソフトを使えば、一人親方が自力で確定申告を行う難易度は下がります。

しかし、会計ソフトにもデメリットはあります。

会計ソフトを使えば楽に確定申告ができるとは言っても、結局は使い方や経費かどうかなどを1つずつ調べなければなりません。

「〇日までになんとかしなきゃ」と毎年、焦燥感に駆られている方も少なくないでしょう。

また、内容が合っているか分からないまま「これでいいや」と提出すると、税務調査の対象になってしまうこともあります。

会計ソフトを用いた確定申告もおすすめですが、やはりベストな選択肢は「税理士への依頼」です。

一人親方の確定申告は永安栄棟税理士事務所にお任せください

一人親方の確定申告は永安栄棟税理士事務所にお任せください

永安栄棟税理士事務所では、一人親方のための「確定申告丸投げパック」を提供しています。

サービス内容は以下のとおりです。

  • 日々の会計帳簿記帳
  • 決算書の作成
  • インボイスへの対応
  • 消費税申告書の作成
  • 確定申告書の作成
  • 税務署への電子申告

文字通り、確定申告に関する業務を全て丸投げしていただけます。

料金は以下のとおりです。

売上規模月額料金
〜1000万円1万円(8万円)
〜2000万円2万円(10万円)
※()内は年に一度の確定申告報酬

前述のとおり、こういった丸投げプランを提供する税理士事務所は多くありません。なぜなら税理士事務所にとって、あまり利益にならないからです。

そんななか永安栄棟税理士事務所は、以下3つの工夫によって、相場より安いこの価格での丸投げパックの提供を可能としています。

  • お客様とのやり取りを完全オンライン化
  • 単純作業のシステム化
  • AIの活用

弊所は兵庫県にある税理士事務所ですが、日本全国どこからでもご依頼いただけます。ぜひ以下より、丸投げパックについてチェックしてみてください。

無料の面談も行っています。

>>「確定申告丸投げパック」を詳しく見てみる

まとめ

本記事では、税理士に依頼すべきか悩む一人親方に向けて、3つの判断基準や費用、個人で確定申告をする際のおすすめ会計ソフト3選について解説しました。

以下に一つでもあてはまる一人親方は、税理士への依頼がおすすめです。

  • 確定申告に関する知識が豊富ではない方
  • 100時間規模での時間の捻出が難しい方
  • 年間売上が300万円を超えている方

税理士への依頼で必要となる費用は、年間25〜50万円ほどです。オンライン化やAIの活用の進んだ税理士事務所を選べば、さらに費用を抑えられます。

永安栄棟税理士事務所では、月1万円にて丸投げプランを提供しています。詳しい情報は、以下よりぜひチェックしてみてください。

>>「確定申告丸投げパック」を詳しく見てみる

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